9月、北海道で秋鮭漁が始まります。ここ宗谷は、日本の最北端に位置し、日本海側とオホーツク海側で産卵前の脂が乗った高品質な若い秋鮭が水揚げされます。
水揚げされた秋鮭は、随意契約と言う取引で、競りを介さず、陸揚げ後はタンクに入れられ、鮮度を保持しなから工場に搬入されます。
当社では、この高品位な秋鮭を効率良く、ドレス加工し、急速凍結しています。
3月、北海道のオホーツク海で帆立漁が始まります。北部オホーツク海は、暖流と寒流が混ざり、栄養豊富な海域。その砂礫の海底に生息する帆立貝は肉厚で旨みたっぷりの帆立貝に成長しています。
水揚げされた帆立貝は、漁船から直接トラックに積まれ、鮮度を落さず、工場に搬入されます。帆立貝は、貝柱を傷つけないように、一枚一枚、丁寧に手剥きをしています。貝殻から外した剥き身は、急速凍結を行い、解凍後ドリップの少ない又繊維質のしっかりとした歯ごたえある貝柱に仕上げています。
対米輸出水産食品取扱認定施設(鮭)、水産食品加工施設HACCP認定制度認定工場(ホタテ)、対EU輸出水産食品取扱認定施設(ホタテ)の認証を取得しております。
MSC CoC認証を取得
北海道の帆立貝は、MSC認証を取得した漁業で漁獲されたもの。当社では、水揚げ後に認証水産物と非認証水産物が混ざることを防ぐとともに、認証水産物のトレーサビリティを確保するための「MSC CoC (Chain of Custody)」認証を取得しています。MSC認証とは、海洋管理協議会 (MSC: Marine Stewardship Council) の厳正な環境規格です。MSCの「海のエコラベル」は、持続可能な漁場で獲られた水産物であることを証明する国際的な証です。